ルサンチマンってどういう意味?ニーチェの伝えたかった克服法!!

ルサンチマン。

ざっくり言うと、弱者の強者に対する嫉妬のようなものなのですが、厳密にはどういうことなのでしょうか、見ていきたいと思います!

ルサンチマンは無力からする歯ぎしり

th3_ 2016-03-17 18.17.49

自分がどうしても耐えられない時、何かしら言い訳を作ります。

お金持ちは汚いに決まっている、貧しいことが正義だ。

権力者は悪い奴で、天国に行けるのは我々貧しきものだ。

あいつは恵まれている、なんであいつばっかり。

自分に弱いと、どうしても相手に勝てない時こうした言い訳を作りたくなります。


ルサンチマンの問題点

th3_ 2016-03-17 18.21.39

こうしたルサンチマンに陥っていると、喜びを感じる力を弱くします。

お金持ちは汚いに決まっている、貧しいことが正義だ。何て言っていると、表面上は相手を否定していても、心の奥底では言い訳しているのがわかっているので、喜びを感じることができなくなってしまいます。

またお金を稼ぐという意欲がわかず、欲望に忠実になれないので喜びから遠ざかります。

こうして自分に嘘をついていると、小さな幸せまで感じ取ることができなくなります。

ルサンチマンを抜け出す方法

th3_ 2016-03-17 18.24.06

ルサンチマンを抜け出すには価値の転換が必要です。

弱いものが強いものに嫉妬している時、神基準の善悪が用いられることが非常に多いです。

th3_ 2016-03-17 18.43.26

神基準で「貧しきものこそ幸いだ」なんて言っていると、貧しいことが良いことのようにあたかも聞こえますが、本人はよくないとわかっています。

そうではなく、価値の変換を行うことで、

「貧しくて、失うものがないから頑張れる」とか、「貧しいからこそ、貧しいもの同士で助け合って生活を送れる」だとか、自分基準でポジティブなものに置き換えることで、ルサンチマン状態を解除することができます。

どんなものにも肯定的な見方と、否定的な見方ができるので、肯定的な見方をし続けることで、普段からルサンチマンを克服し、明るく過ごすことができます。

別の言い方では、何をするにしても、「できる」「できない」といった第三者基準ではなく、「したい」「してみよう」という自分基準の姿勢をとり続けるということなのです。

ただし、この価値の転換によるルサンチマンの克服法にはしばしば問題が訪れます。

それは、何でもかんでも自分で価値を決めてしまうため、物事に意味があるのかわからない、ニヒリズム(虚無主義)に陥ってしまう可能性があるのです。

th3_ 2016-03-17 18.47.46

関連記事:ニヒリズムってなぁに?末人を乗り越え超人へ